今ではSNSサイトや掲示板などを通じて知り合った男女が、結婚にまで至ることは珍しいことではありません。この発想自体、インターネットが普及する前や創成記での発想ですから、今からでは考えづらいことなのかもしれません。
インターネットの外側、つまり現実的な日常生活において恋愛は始まるものだと相場は決まっていました。考え方を変えれば、オフラインで恋愛がスタートするより、純粋に相手のことを見れる。外見や容姿に惑わされずに、相手を評価できるとも考えられます。
ネットの出会いは不純？
リアル体質な恋愛主義者であっても、電話もメールもラインも使わないのであれば、ネットでの恋愛に否定的であっても理解はできます。ひとつの意見に過ぎないのです。
しかし、程好くネットツールを使っておきながら、ネットを介した出会いに否定的なのは解せません。それ以降は、恋愛に発展するのも破局するのも、リアルでの恋愛と変わりません。
オフラインでナンパで知り合ったと言えば、軽いと見られる。入り口を提供しているのがネットです。もちろんコミュニケーションのツールとすれば、メールやLINEなどを使ってのことかもしれませんが、これはリアルでもそうですよね。
出会いが無いから、結婚紹介所でお見合いをすれば、お金を掛けて恋愛はするもんじゃないと言う。ネットの出会いなんて、所詮はきっかけに過ぎません。それであれば、他人の評価など気にせずに自分の思う方法で出会いを作れば良いと思います。
出会いのシチュエーションで恋愛は成功するわけではなく、どんな育み方をしたかで恋愛は決まります。とは言うものの、この意見でさえ全ての人に正解ではありません。きっかけを作るだけでは恋愛できません。
まあ、恋愛をスタートさせることを例に取れば、どんな出会い方をしても100%大賛成という訳にはいきません。他人に耳を傾ければ、どんなことでも否定的な意見は出てきます。
忠告程度に話を聞くなら良いのですが、ガチで説教めいた話であればノーサンキューです。そもそも、ネットの出会いは不純だとする考え方を持つ人は、ネットで出会えれば全てが完了すると思っています。インターネットがこれ程普及しているのにも関わらず、ネットでの出会いに否定的な意見も根強いのも確かです。